もやもや日記

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新生児の感音難聴

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さらっとサイトメガロウイルス抗体検査は陰性であったと書いていますが、耳鼻科でのポリクリでサイトメガロウイルスによる新生児難聴が増えていると説明を受けました。

過去にも新生児の感音難聴を示す原因が問われています。

 

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なお、新生児難聴の頻度としては、新生児マススクリーニングの最多のクレチン症(1/2000)よりも頻度が高く、1/1000と言われています。

また、早期発見により、人工内耳などで対応可能ということもあり、医師国家試験での出題意義は一定数あるのではないかと思いますし、なにより、ポリクリで耳鼻科の先生が出題予想として挙げてくれたのが、この新生児難聴です。

 

なお、検査としてはABRが有名ですが(上記107D14では合わせて側頭骨CTも実施)、そのほかに、OAEという検査もあるようですが、さすがにこれは出ないんじゃないかと思います。

 

Q3. 新生児聴覚検査とはどんな検査ですか?
A3. 新生児聴覚スクリーニングに使用する聴覚検査は二つの方法があります。自動聴性脳幹反応(Automated ABR)とスクリーニング用耳音響放射(OAE)で、両方とも新生児聴覚スクリーニングのために作られたものです。
 聴性脳幹反応(ABR)は音に対する聴神経から脳幹の電気的反応をみるものですが、防音室で行う検査は児を眠らせて行う必要があり、また、結果の判定は熟練したものが行う必要がありました。自動ABRはベッドサイドで、自然睡眠下で短時間に実施できますし、コンピュータに記憶させた正常児の波形と比較することによって、正常な反応が得られたかどうかを判定する機能を持っています。35dBという、ささやき声程度の刺激音に対しての反応を見ているので、軽度の難聴から発見することが可能です。
 もう一つの方法の、耳音響放射(OAE)は、音が内耳の蝸牛に到達すると、外有毛細胞が収縮、伸展し、基底板の振動を増強しますが、この振動が入力音と逆の経路を通って、音として外耳道に放射されたものが耳音響放射です。スクリーニング用OAEは、刺激音を聞かせ、これに反応して返ってきた音が認められるかどうかを自動的に判定します。この反応が得られた場合には、少なくとも40dB以上の聴力があるとされています。

新生児聴覚スクリーニングマニュアル

 

追記)

OAEは新ガイドラインに掲載されているようです。

実は新生児の感音難聴のスクリーニング、かなりあついかも。