もやもや日記

iQOS(アイコス)、禁煙、医学部、ラジオについて気になったことを書いていきます。

出題者のドヤ感が半端ない問題2

 

以前にも後医は名医みたいな記事を書きましたが、今回もそれと似たような問題です。

moyamoya0701.hatenablog.com

 

medu4.com

 

これは、症状の時間帯の出現さえ聞けば、学部4年生でも診断が付きそうですが、前医では丁寧な問診もなしに、複視→脳疾患という決め打ちでいきなり頭部MRIを実施している症例です。

 

複視があった場合、脳疾患だけでなく、胸線種も鑑別にあげましょうという教訓的な問題ですね。

また、本症例は右側のみ複視の症状が出現しており、細かい知識ですが、複視や眼瞼下垂は片側性にでることもしばしばあるようですので、今後一般知識で問われる可能性も踏まえて、覚えておくといいかもしれません。

 

4 眼筋症状
眼輪筋の筋力低下により眼瞼下垂が出現する。眼
瞼下垂の程度は日により、時間により様々であり、
経過中に眼瞼下垂が左右交代することもある。一般
的に朝方は症状が軽微で、夕方に悪化することが多
い。眼瞼下垂は、一側だけに生じることもあれば、
両側性に出現することもある。軽症例では診察時に
は症状がほとんどみられない場合も少なくない。ま
た、眼瞼下垂が強く、視野をさえぎることもあり、
ときには全く開眼できなくなることもある。診察時
には眼瞼下垂がはっきりしなくても数秒~数十秒持
続的に注視し続けさせると眼瞼下垂がはっきりして
くることも多い。また、下垂した眼瞼は用手的に容
易に挙上することができる。

http://www.snh.go.jp/Journal/2016-6/SMCJ2016-6_review03.pdf