もやもや日記

iQOS(アイコス)、禁煙、医学部、ラジオについて気になったことを書いていきます。

尿たんぱく定量では±なのに、定量では+というギャップ

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多発性骨髄腫のBJP産出型のアミロイド腎症ですが、尿中タンパク定量をしたところが一番のポイントでしょう。

最初からオーダーしていたのか、ルーティンで測定しているのか、それとも沈査に腎炎を示唆する所見が出ているので追加でオーダーしたのかわかりませんが、この所見があるとないとでは、診断にたどり着くかつかないかの大きな分かれ道な気がします。

これをすっとばして腎生検、って判断もありかもしれませんが、尿中タンパクの定量をしてことによって、BJP型の多発性骨髄腫によるアミロイド腎症の疑いがずっと高まりますよね。

汎血球減少による貧血や出血傾向は起こしていませんが、多発性骨髄腫のCRABの症状の一つである高カルシウム血症はきたしている可能性があるので、カルシウムも追加で検査しておいたほうがいいかもしれませんし、高カルシウム血症も今回の主訴の一因かもしれません。