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もやもや日記

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保育施設死亡、昨年13人…4人「うつぶせ寝」

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保育施設死亡、昨年13人…4人「うつぶせ寝」
読売新聞 5/13(土) 8:56配信

 内閣府は12日、全国の保育施設で2016年の1年間に乳幼児13人が死亡する事故があったと発表した。

 半数を超える7人は0歳児だった。睡眠中の死亡事故が10件で、うち4人は「うつぶせ寝」の状態だった。

 死亡事故は前年より1人少なく、3年連続の減少となった。場所の内訳は、認可外保育所が7人、認可保育所が5人、保育士や研修を受けた人が子どもを預かる「家庭的保育事業」(保育ママ)が1人。死因は病死が4人で、9人は原因不明や調査中となっている。事故の状況では睡眠中が10人と最多で、このうち4人は「うつぶせ寝」の状態で見つかった。

 

保育施設死亡、昨年13人…4人「うつぶせ寝」 (読売新聞) - Yahoo!ニュース

 

うつぶせ寝が乳幼児突然死症候群のリスクになりうるというところまで、公開すればいいのにと、この記事を読んでいて思いました。 

 

乳幼児突然死症候群(SIDS)について


睡眠中の赤ちゃんの死亡を減らしましょう
睡眠中に赤ちゃんが死亡する原因には、乳幼児突然死症候群(SIDS:Sudden Infant Death Syndrome)という病気のほか、窒息などによる事故があります。
○ SIDSは、何の予兆や既往歴もないまま乳幼児が死に至る原因のわからない病気で、窒息などの事故とは異なります。
○ 平成27年度には96名の赤ちゃんがSIDSで亡くなっており、乳児期の死亡原因としては第3位となっています。
○ SIDSの予防方法は確立していませんが、以下の3つのポイントを守ることにより、SIDSの発症率が低くなるというデータがあります。

(1) 1歳になるまでは、寝かせる時はあおむけに寝かせましょう
SIDSは、うつぶせ、あおむけのどちらでも発症しますが、寝かせる時にうつぶせに寝かせたときの方がSIDSの発生率が高いということが研究者の調査からわかっています。医学上の理由でうつぶせ寝を勧められている場合以外は、赤ちゃんの顔が見えるあおむけに寝かせましょう。この取組は、睡眠中の窒息事故を防ぐ上でも有効です。


(2) できるだけ母乳で育てましょう
母乳育児が赤ちゃんにとっていろいろな点で良いことはよく知られています。母乳で育てられている赤ちゃんの方がSIDSの発生率が低いということが研究者の調査からわかっています。できるだけ母乳育児にトライしましょう。


(3) たばこをやめましょう
たばこはSIDS発生の大きな危険因子です。妊娠中の喫煙はおなかの赤ちゃんの体重が増えにくくなりますし、呼吸中枢にも明らかによくない影響を及ぼします。妊婦自身の喫煙はもちろんのこと、妊婦や赤ちゃんのそばでの喫煙はやめましょう。これは、身近な人の理解も大切ですので、日頃から喫煙者に協力を求めましょう。

 

www.mhlw.go.jp

 

乳幼児突然死症候群のリスクファクターとしては、うつぶせ寝や母親の喫煙、母乳保育の他にも、柔らかい寝具や厚着による高温環境、低出生児が挙げられます(国家試験でも出題されたことがあります)。

この記事だけ見ても、就寝時の10件中4件がうつぶせ寝の状態って、うつぶせ寝がいいのか悪いのかわかんないですよね。

逆に言えば、他の6件は非うつぶせ寝(おそらくはあおむけ寝)の状態で見つかっているということなので、うつぶせ寝の方が突然死しにくいという印象も与えかねないです。

そんなの母親ならあおむけに寝かせるのは知ってて当たり前かもしれませんが、はちみつを乳児に与えて死なせてしまった事件を考えると、こういう情報は誤解がないようにしっかり伝えていくべきことだと思いました。

おそらく、10件と件数が少ないので、うつぶせ寝とあおむけ寝の有意差が出ていないんでしょうね。