もやもや日記

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中心静脈穿刺の事故防止に向けて提言公表 医療安全調査機構

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www.carenet.com

 

中心静脈穿刺については、医療機関の内科や外科、麻酔科などで頻繁に行われているが、この手技に関連した医療事故が後を絶たないという。同機構によると、医療事故調査制度が始まった2015年10月から昨年12月までに、同制度で報告された院内調査結果報告書226件のうち、中心静脈カテーテルに関する死亡は12例。そのうち、10例が中心静脈穿刺に伴う合併症だった。

 こうした状況を踏まえ、同機構の専門分析部会は、中心静脈穿刺にかかわる医療事故の再発を防止するための提言をまとめた。

 具体的には、この手技をする前に、致死的な合併症が生じるリスクの高い医療行為であるとの認識を持つ必要があると指摘。また、血液凝固障害や血管内脱水のある患者への中心静脈穿刺は、特に致命的なリスクが高まることから、カテーテル挿入の適応について、「合議で慎重に決定する」としている。

 

 

109G11 – 医師国家試験過去問データベース

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109回に中心静脈栄養の穿刺部位に関する出題が出ていますが、これはポリクリでも色々な先生から質問された事項なので、比較的簡単な問題かと思いますが、中心静脈穿刺の事故増加という背景を受けて、合併症に関する問題や、穿刺部位ごとのリスクを考慮したうえでの穿刺部位を決定させる問題、さらには実際の手技も出題される可能性があるのではないかと思いました。

 

会員限定の記事にはなりますが、こちらの記事がわりかし実臨床を踏まえたものになっているのではないかと思います。

https://www.m3.com/clinical/rinshodojo/145766

 

  • しかし、大腿静脈は、他の静脈と比べると感染や血栓のリスクが最も高く、カテーテル留置は数日以内にして、早期に抜去すべきです。
  • 私は、予防可能な穿刺トラブルを回避するためにも、「リアルタイムエコーガイド下でセルジンガー」がこれからのスタンダードになるべきだと考えています。
  • 昔は「IVHを入れる」といって鎖骨下静脈を穿刺していましたが、今は「CVを入れる」といって内頸静脈を穿刺することが一般的になっています。
  •  ――では、「内頸静脈が第一選択」と考えていいのでしょうか。

     重症患者に対する薬剤投与ルートとしては、基本的には内頸静脈を第一選択と考えて差し支えないと思います。