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もやもや日記

iQOS(アイコス)、禁煙、医学部、ラジオについて気になったことを書いていきます。

鳥から感染「オウム病」で妊婦2人死亡…国内初

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とうとう6年生になってしまいました。

ブログ更新する時間もあまりなくなってしまいましたが、勉強で疲れた気分転換に、気になった医療ニュースについて、周辺知識を確認するという意味合いもこめて、ブログに書いていこうと思います。

乳児のはちみつ摂取のボツリヌス菌による死亡例に関するニュースと迷いましたが、オウム病について、調べてみました。

 

www.yomiuri.co.jp

 

鳥から感染「オウム病」で妊婦2人死亡…国内初
2017年04月11日 11時28分
 インコやハトなどから感染する「オウム病」にかかった妊婦2人が、2015~16年に相次いで死亡していたことが日本産婦人科医会などの調べで分かった。


 オウム病による妊婦の死亡が確認されたのは国内で初めてという。

 オウム病は、主に病気にかかった鳥のふんを吸い込むことで感染し、高熱や頭痛などの症状が出る。抗菌薬で治療するが、重症化すると肺炎や髄膜炎などを起こし、死に至ることもある。国立感染症研究所によると、ここ数年は毎年10人前後の感染が報告されている。

 大阪母子医療センター研究所の柳原格やなぎはらいたる・免疫部門部長は「これまでオウム病による死亡が見逃されていた可能性がある。妊娠すると免疫力が弱まり、感染しやすくなるので、妊娠後は、ペットなどの鳥と必要以上に接触しないほうがいい」と話している。

 

かなり痛ましい症例ですね。

この妊婦の方がペットで鳥を飼っていたのか、鳥と接触する機会があったのか不明ですが、もしそうであれば、事件の構造としては乳児のはちみつボツリヌス菌の事件と同様の構造な気もします。

必要な人に必要な情報を届けるシステムづくりが求められているように感じます。

 

以下、イヤーノートより青線・強調箇所と今回関連する事項について抜粋。

 

  • クラミジア感染症
  • Chlamydophila psittaciが原因菌
  • 鳥との接触歴が重要
  • 人から人への感染はなし
  • 激しい乾性咳嗽で始まる
  • 白血球上昇しない
  • スリガラス様陰影(間質性肺炎)
  • 合併症に肺炎、筋炎、髄膜炎、DIC、ARDS 重症化するため要注意
  • テトラサイクリン系が有効

 

妊婦にはテトラサイクリン系が禁忌なので、治療は第二選択のマクロライド系になるみたいですね。

 

IDWR: 感染症の話 オウム病

 

治療・予防
 血清診断の結果は通常治療開始時には出ていないので、明らかにトリとの接触歴がある場合は、オウム病による肺炎を第一に考えて直ちに治療を開始する。クラミジアに対しては、細胞壁合成阻害剤であるペニシリン系薬やセフェム系薬などのβ‐ ラクタム薬は無効である。また、アミノ配糖体も効果はない。オウム病に対してはテトラサイクリン系薬が第一選択薬である。マクロライド系、ニューキノロン系薬がこれに次ぐ。

中等症以上での処方例
 ミノサイクリン(100mg)1 日2回 点滴静注
 入院治療を行う。投与期間は10~14 日であるが、軽快後は内服に切り替えも可能。
軽症での処方例 下記のいずれかを用いる。
 1 )ミノサイクリン(100mg )2錠 分2朝夕
 2 )クラリスロマイシン(200mg )2錠 分2朝夕
 幼小児や妊婦では、テトラサイクリン系薬の歯牙や骨への沈着を考慮して、エリスロマイシンの点滴静注やニューマクロライド薬の内服などを行う。

 

ただ、今回のケースのように重症化した場合、どのような対応をするかまでは調べていませんが、さすがにケースバイケースだと思うので、そこまでの対応は試験本番では問われないと思いますがどうなんでしょう。。。

 

ちなみに妊婦に禁忌の薬のゴロ合わせはこちら。

tsunepi.hatenablog.com

 

人気のエースは おニューの黒あみスカートで サイクリング

人気の:妊婦に禁忌

エースは:ACE阻害薬

おニューの:ニューキノロン

黒:クロラムフェニコール

アミ:アミノグリコシド系

スカートで:ST合剤

サイクリング:テトラサイクリン