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もやもや日記

iQOS(アイコス)、禁煙、医学部、ラジオについて気になったことを書いていきます。

千葉大医学部の暴行事件に関与した男性医師は不起訴処分。免許はく奪はなくなったが、、、

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www.jiji.com

 

千葉大医学部の男子学生らが集団で女性に性的暴行を加えたとされる事件で、千葉地検は21日、準強制わいせつ容疑で書類送検された男性医師(29)を不起訴処分にしたと発表した。地検は理由を明らかにしていない。
 男性医師は昨年9月20日夜~21日未明、同学部の男子学生ら3人と共謀し、千葉市内の飲食店で泥酔した20代女性にわいせつな行為をしたとして、今月2日に書類送検されていた。(2017/02/21-17:26)

 

下記の報道にもあるように、2/20の初公判で該当医師は準強制わいせつの内容を認めているんですけど、本日不起訴処分になりました。

 

www.asahi.com

 

千葉大学医学部の男子学生3人が女性に性的暴行を加えたとされる事件で、学生と共謀して女性の体を触るなどしたとして、準強制わいせつの罪に問われた医師の藤坂悠司被告(30)の初公判が20日、千葉地裁であった。藤坂被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。

 藤坂被告の起訴内容は、昨年9月20日、同大医学部5年の吉元将也(23)、山田兼輔(23)両被告=いずれも集団強姦(ごうかん)罪で公判中=と千葉市内の飲食店で、酒に酔って抵抗できない状態の20代の女性の体を触るなどしたというもの。

 藤坂被告は同大医学部付属病院の研修医で、吉元、山田両被告や同じ医学部5年の増田峰登被告(23)=準強姦罪で公判中=らを実習で指導する立場だった。事件では、店で同席していた別の男性医師(29)も同じ女性への準強制わいせつ容疑で書類送検された。 

 

不起訴処分になった経緯は?

親告罪についてその告訴が取り消された場合には不起訴になります。

親告罪は「告訴がなければ公訴を提起することができない犯罪」であり、つまり被害者の申し出がなければ成立しない犯罪のことです。

これには、今回のケースの準強制わいせつ罪も親告罪に含まれます。

 

今回、男性医師が起訴内容を認めているにも関わらず、不起訴処分となったということは、被害者女性が告訴を取り下げたということが推測されます。

おそらく示談が成立したのでしょう。

少しまでに話題になった高畑裕太と同じパターンですね。

gendai.ismedia.jp

 

これで、医師免許のはく奪の可能性はなくなった

犯罪を犯した医師の免許がどうなるかは、医道審議会という厚生労働省の会議でその決定がなされますが、そもそも医師が執行猶予でも無罪以外の刑が確定していることが前提なんです。

 

不幸にして医師が犯罪を起こしてしまった場合には、起訴前から弁護士を依頼し、できるだけ早く被害者との示談を成立させるなどして、まずは有罪判決を受けないようにする努力が必要です。医師の刑事事件は、有罪判決が確定すると、罰金・略式・執行猶予であっても全件が厚生労働省に通知され、医道審議会の審査の対象となってしまいます。この意味で、医師の刑事事件処理は一般の刑事事件処理と全く異なります。一般の刑事事件処理(否認事件を除く)では、実刑判決を回避すること(執行猶予判決)を第一目標と考えることが出来ますが、医師の場合は、医業停止・免許取消を回避するために、「不起訴処分」が必要となる(執行猶予判決ではダメ)のです。

強制猥褻で逮捕されてしまいました…[お医者さんはろおわあく|ドクターSOS]より引用

 

したがって、今回のようにいくら非人道的で犯罪的な行為であっても、不起訴処分となってしまっては、医道審議会にかかることはありません。

非常に残念なことですけど。

ただし、こうした実名報道による社会的な制裁と、女性に対する示談金の支払いは行っていると推定されるので、それで男性医師の行為が決してチャラになるわけではありませんが、制裁は受けているとも言えます。

 

医学生も不起訴になるのか?

僕も、今回この記事を書くために調べていて初めて知りましたが、集団暴行罪(集団強姦罪)は非親告罪だそうです。

つまり、被害者が告訴を取り下げても、不起訴になることはありません。

 

③集団強姦罪
複数の人間が共同して強姦罪を犯した場合は「集団強姦罪」になります。

この場合は、告訴がなくても、告訴を被害者が取り下げても、起訴され、刑が課されます。
刑も通常の強姦罪より重く、情状酌量により刑が減軽(酌量減軽)されない限り、実刑判決を免れることはできません。

強姦罪で逮捕されたら | 法律事務所ホームワンより引用

 

そして、医師法には、次のような文言があります。

 

医師法
第四条  次の各号のいずれかに該当する者には、免許を与えないことがある。
一  心身の障害により医師の業務を適正に行うことができない者として厚生労働省令で定めるもの
二  麻薬、大麻又はあへんの中毒者
三  罰金以上の刑に処せられた者
四  前号に該当する者を除くほか、医事に関し犯罪又は不正の行為のあつた者 

 

たとえ彼らが医師国家試験を合格したとしても、免許が与えられない可能性はかなり高いのではないかと考えられます。

というのも、強制わいせつ罪で先ほどの医道審議会にかけられた医師の多くは、医師免許の取り消し処分がなされており、元々そのような犯罪をしている人物に医師免許を与える理由がないからです。

 

集団強姦罪から準強姦罪に変更を主張してきた

という記事を書き終わった後、色々ニュースを見ていたらこんなニュースを見つけました。

 

news.biglobe.ne.jp

 

吉元被告は、犯行自体をおおむね認める一方で、山田兼輔被告(23)=千葉市中央区、同罪で公判中=と共謀していないとも主張。弁護側は、吉元、山田両被告の行為はそれぞれ単独の犯行であるとし、集団強姦罪ではなく、準強姦罪に止まると主張した

 

無罪は無理筋だと思ったのか、集団強姦罪ではなく準強姦罪を主張しているわけですね。

準強姦罪が認められれば、親告罪となり、被害者と示談で解決できるわけです。

そして、前科もつくことなく、世間のほとぼりが冷めたころに、彼らはのうのうと医者をしているわけです。

なんともなんとも胸糞悪いシナリオですね。

今後もこの裁判の動向を見ていきたいと思います。