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もやもや日記

iQOS(アイコス)、禁煙、医学部、ラジオについて気になったことを書いていきます。

今日の処方 若年性特発性関節炎に対しリウマトレックス

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薬剤師として調剤薬局でせっかく働いているので、処方箋を見ていて気になった処方をブログに書いていこうと思います。

現役の薬剤師の方からしたら、そんなことも知らないの?という突っ込みもあるかと思いますが、温かい目で受け流してください。

 

小児にリウマトレックス(一般名:メトトレキサート)

具体的な年齢は忘れてしまいましたが、小児だったのは間違いないです。

処方元の病院は、うちの大学病院の小児科。

今回、バイト先の薬局で薬を出すのは初めてで、問診票は未記入の状態で患者さんは出かけられたようで、薬局にいらっしゃいませんでした。

 

ファモチジン細粒2% (用量は忘れました)

プレドニン5mg 1T

朝食後 30日

 

リウマトレックス2mg 3CP

(週に数回) 4日 

 

小児なのにリウマトレックスが処方されているので、?となりましたが、添付文書を見て納得しました。

 

効能・効果,用法・用量

関節症状を伴う若年性特発性関節炎

通常、 1 週間単位の投与量をメトトレキサートとして 4 〜10 mg/m2とし、 1 週間単位の投与量を 1回又は 2 〜 3 回に分割して経口投与する。分割して投与する場合、初日から 2 日目にかけて12時間間隔で投与する。 1 回又は 2 回分割投与の場合は残りの 6 日間、 3 回分割投与の場合は残りの 5 日間は休薬する。これを 1 週間ごとに繰り返す。
なお、患者の年齢、症状、忍容性及び本剤に対する反応等に応じて適宜増減する。

 

若年性特発性関節炎とは?

大学の小児科の不明熱に関するケーススタディで、鑑別疾患の中のひとつに若年性特発性関節炎が挙げられていました。

難病情報センターによると、

 

d.症状
悪寒を伴って39~40℃の高熱が突然出現し、短時間で自然に解熱する(spike fever)。しばしば周期的(12~24時間毎)に反復し、日較差は3~4℃に達する。発熱時にはサーモンピンク色の発疹(リウマトイド疹) がみられ、発疹周囲の皮膚を擦過すると同じ皮疹が出現する(Köbner現象)。急性期の合併症として漿膜炎 (5~10%)や播種性血管内皮凝固症候群DIC(5%)があるが、病態が重症化するとマクロファージ活性化症候群MAS (macrophage activation syndrome)へ移行する(8%)。MASでは汎血球減少、多臓器不全(肝、腎、中枢神経)が出現し、治療が遅れると致死的な経過(8~22%)をとる。
関節炎は、膝や手の大関節に加えて、指や頚椎などの小関節にもみられる。関節症状は全身症状のある急性期を中心にみられるが、治療により全身症状が軽快した後にも関節炎が持続する例もある。
e.治療
強力な抗炎症作用と即効性のあるグルチコルチコイド(GC)が治療の中心である。診断確定までの間、暫定的に非ステロイド系抗炎症薬NSAIDs (non-steroidal anti-inflammatory drugs) が使われるが、診断後はGCへ変更する。
GCで寛解が得られない場合は、生物学的製剤であるIL-6阻害薬が導入されるが、欧米ではIL-1β阻害薬(本邦では保険適応外)も使われている。

 

とのことです。

DICとか、MASとか、だいぶ怖い症候群が並んでいますね。

このことから、症状コントロールが非常に重要だということが推定できます。

今回のケースでは、関節症状が出現しているため、その症状の緩和にリウマトレックスが処方されていたと思われます。

そして炎症症状を抑えるためのステロイドと、ステロイドの胃腸障害の緩和のためにH2ブロッカーが処方されていると考えられます。

お薬手帳を見ると長期間、同じ処方で薬を続けているようでした。

結局、患者さんは営業時間終了までにこられずに、投薬しないまま帰ってきました。

 

今日は以上です。

 

色々やることが多くて疲れます。

テコムなんて、1日一コマやるのが精いっぱいになってきています。

本当はブログなんて書いている時間あったら、別のことしなきゃいけないのに、ブログに現実逃避してしまっています。

がんばりましょう。

 

今日の成果

テコム循環器 1コマ

(貯金8)  

セレクト臓器別講座達成度 26.2%(37/141)