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もやもや日記

iQOS(アイコス)、禁煙、医学部、ラジオについて気になったことを書いていきます。

いま、薬剤師になるのは得か損か

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薬学部・薬剤師を進路に考えている受験生に読んでほしいと思い記事を書いています。

高校生の段階で、自分が薬剤師に向いているか、そもそも薬剤師になりたいのかわからないのも無理ありません。

僕自身も薬剤師になりたいのか、なりたくないのかわからずになんとなく薬学部に入学しました。

とりあえず、資格がとれる学部だからいいかなーと思ったぐらい。

  

薬剤師のコストパフォーマンス

ネット上では薬剤師になるのは損、という論調が強くなっているようです。

 

2ch 薬剤師になってガッカリしたこと 64 から引用

http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/doctor/1408964449/

2 :名無しさん@おだいじに:2014/08/25(月) 23:23:34.70 ID:???
地方の調剤薬局勤務の薬剤師です。
薬剤師の給料は安いですよ。
大体、400万から500万くらいで、昇給はありません。
退職金も期待できないことも多いです。
生涯年収は普通のサラリーマンより安いです。
大卒平均年収は670万と言われていますから。
薬剤師の給料が多いと感じる人は、地方の中小企業の高卒サラリーマンか、パート主婦くらいでしょう。
あとはそれを信じてる学生さん。
普通の大卒サラリーマンに薬剤師の平均給料を言ったら、安すぎてビックリされますよ。
薬剤師になるには大学に6年行く必要があります。
国立なら5教科7科目で偏差値最低51くらい必要です。
理工系なら旧帝大クラスの大学が狙えます。
それで、年収500万で高いと思いますか?
旧帝大出て、一部上場企業に入社すれば平均年収800万で、退職金もあります。
生涯年収では1億以上の差がつきます。
私立なら偏差値40でも合格できますが、学費が6年間で1200万かかります。
学費で1200万もかけて、大卒平均以下の給料ですよ。
しかし、こんな安い給料でもなにかあれば容赦なく患者から訴えられます。
どんな仕事でもミスはありえると思いますが、医療関係の仕事ではミスが許されません。
ミスがそのまま患者さんの健康被害に繋がります。
給料と責任のバランスで言っても割が合う仕事ではないでしょう。
また、高齢化社会に向けて調剤報酬は削減中で、今回の調剤報酬改定は調剤薬局にとっては大変厳しいものになりました。
ですから、薬剤師の給料は上がりません。
不況で結婚しても女性薬剤師は辞めなくなりましたし、毎年1万人前後の新卒薬剤師が排出されますから数年後には飽和するのが確実です。
さらに、ドラッグストアでの薬剤師の必要性はかなり低くなりました。
薬剤師がいなくても医薬品が販売できるようになったためです。
薬剤師は今から目指す仕事ではありません。

 

確かに、年収と勉強量の対比でみると、コストパフォーマンスが低いと言わざるをえません。

しかし、薬剤師になるというメリットはそれだけでしょうか?

  

そもそも一流企業に入れる確率は?

www.sankei.com

 

人気企業に入れる確率を正確に測ることは難しいですが、上記のサイトでは1.5%と試算しています。

 

毎年新卒での就職活動の市場には約60万人が活動を行っているので、大企業に入る割合としては約15%になります。

この数字が多いと感じるか少ないと感じるかは、人によって異なるはずです。

さらに人気企業を200社くらいと考えて同様の計算を行うと、人気企業に入れる確率はわずか約1.5%になるのです。

 

人気企業に入れる人は圧倒的に限られる

僕自身、文系就職をして思ったことは、人気企業に入れる人は本当に限られてくる、ということです。

人気企業に入れる人の特徴として次のサイトではこのように語られています。

 

www.tnews.jp

 

話が抽象的なのでわかりずらいですが、よく言われることとしては、

  • 高学歴
  • リア充
  • 体育会系
  • 理系院生
  • 帰国子女

が就活に有利と言われています。

僕自身はリア充でも体育会系でも帰国子女でもありませんが、理系院生ということで人気企業に内定をもらうことができました。

 

人気企業に入れば勝ち組なのか

人気企業に内定が決まった学生は、あたかも今後の人生の勝ちが決まったかのように語りがちです。

 

www.j-cast.com

 

恥ずかしい話、自分自身も内定をもらったときはそう思っていました。

確かにその後、人がうらやむ人生を歩む人もいるでしょう。

しかし、内定をとった段階では、そのスタート地点にたっただけだと思います。

その後、自分がうつになって退職を余儀なくされる可能性も否定できません。

もしかしたら、会社が倒産まではいかないものの海外の企業から買収されることだってあるでしょう。

 

toyokeizai.net

 

薬剤師になるメリット

一般企業に就職した場合の対比で言えば、転職しやすい、ということが挙げられます。

その理由は二つあります。

 

手に職がある

ひとつは資格職であり、なおかつ専門職であるため、別の企業にいっても活躍できるということです。

一般企業の場合、同業他社に転職したとしても、なかなか思うように活躍できないということをしばしば聞きます。

diamond.jp

これは、各企業で独自の文化を形成しており、転職者に対してある程度差別意識が生まれるのではないでしょうか。

 

景気に左右されず、求人数が多い

不景気になったからといって、薬局はつぶれたりしませんよね。

薬学生・薬剤師のためのキャリアデザインブックから引用します。

 

薬学生・薬剤師のためのキャリアデザインブック [ 西鶴智香 ]

価格:1,944円
(2016/2/15 15:20時点)
感想(0件)

 

薬剤師求人の増加の背景

薬剤師が今のように職業として注目され、バブル就職期と言われるくらい求人が増えたのは、ここ20年くらいのことです。

理由は、医薬分業の増加とドラッグストアチェーンの出現です。

(後略)

 

実際に転職サイトを覗いてみれば、求人があふれんばかりです。 

 

このように、転職しやすいということは、自分の働き方を探しやすいということにつながります。

大企業において、自由な働き方を認めてくれる社風はほとんどないと思われます。

それに対して、薬剤師であれば、地方でがっつり派遣として稼ぐのもいいし、パートとして主婦業と仕事を両立することもできるし、本当にいろいろな働き方ができます。

 

結局どっちがいいの?

正直、薬剤師は薬局を開設でもしない限り、儲かりません。

それでも、専門職であるがゆえに、自由な働き方ができるということを魅力的に思える人ならおすすめできるかと思います(もちろん、困っている人の役に立ちたいという、医療者がもつ思いやりの気持ちをもっていることが大前提ですが)。

 

しかし、だれもがうらやむ一流企業に入って出世したいとか、20代で年収1000万以上稼ぎたいとか思う方は、薬剤師はおすすめできないでしょう。

ただし、先にも書いたように人気企業に入るためには、景気やその人のポテンシャルに大きく左右されるということはお忘れなく。

 

ちなみに製薬メーカーの研究職はさらなる狭き門です。 

これについては、また別の記事に書きたいと思います。

 


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